総合的にあらわした年率

カードローンの利用で1番気をつけてほしいことが「実質年率」です。
実質年率とはどのようなものなのか今イチ分からない…と思っている人も多く、結局は知らないまま利用している人も多いです。
実質年率は返済金額に大きく関わってくることなので必ず知識を身につけたうえで利用してください。
●総合的にあらわした年率
実質年率は、支払利息分だけではありません。
支払利息はもちろんのこと、手数料や印紙代とすべてが含まれている総合的な年率となっているのです。
つまり、金利で計算するのではなく、実質年率の数字で返済計画をたてていった方が返済にかかる本当の金利を知ることができます。実質年率が表示されている金融会社は必ずチェックしてください。
消費者金融は必ず実質年率を表示しています。
金融機関によっては、表示されている金利に事務手数料が含まれていないこともあり、計算して出た数字よりも返済額が大きくなっていたというケースもよくみられます。
金利ではなく、事務手数料が含まれている実質年率で計算した方が的確な数字を知ることができます。
●実質年率が20%以上の業者は要注意
法律では貸金業をおこなっている業者は必ず、15%〜20%までが実質年率でなければならないと定められています。
よって、20%以上もの実質年率がついているところはヤミ金融の危険性が高く、注意しなければなりません。
どれだけ良い条件で契約を薦められたとしても、実質年率が20%以上の業者は危険です。後で多額の金利を求められることもあり、返済が遅れるだけで1日高額な請求がくることもあります。
安心して借りるためにも「実質年率」が正しく設定されている金融機関を利用してください。