アドオン返済のデメリット

カードローンの返済方法は基本、リボルビング支払いとなっていますが、ほかにもさまざまな方法があります。
そのなかのひとつである“アドオン返済”について説明します。
聞いたことがある人もいるかもしれません。アドオン返済とはどのような仕組みとなっているのかみていきましょう。
●毎月の返済額が決まっている
アドオン返済の特徴は、残りの返済額が変わっても毎月の返済額が固定されているのが特徴的です。
元金に利率をかけた金額が返済額となっており、それを返済回数で割れば毎月の返済額が決まります。毎月の返済額が必ず固定されていますし、全体にかかる利息の合計額が分かるので計画が立てやすいです。
英語でadd onと表示される意味からとってアドオン返済と呼ぶように、分割するための手数料をすべて元金にかけている方法と思っておいてください。
ほとんどの金融機関ではアドオン金利としてではなく、実質年利での表示となりました。
●アドオン返済のデメリットも知ること
アドオン返済には特徴もあれば、デメリットもあるということを知っておかなければなりません。
アドオン返済のデメリットは元金が少ないにもかかわらず、一定の利息がついてくることです。つまり、金利はまったく減らないようになっています。
元利均等返済・元金均等返済とまったく同じ比率の場合、アドオン返済はデメリットが目立ってしまうので要注意です。
その返済方法と比べると毎月の返済額がアドオン返済は大きくなってしまいます。
アドオン返済を選ぶ場合は、その金融機関にどのような比率で支払っていくのか問い合わせてみてください。返済方法を決めるまえに必ず調べておくことをオススメします。